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NO
182
カワラナデシコ
Dianthus superbus L.var. Longicalycinus (Maxim.) Williams
河原撫子
ナデシコ科
撮影日
2001.6.24
撮影場所
宮崎市
好きな花はと聞かれたら、迷わずにカワラナデシコと答えるほどだが、県内あちこち動き回っても道路周辺で見ることはなくなってしまった。
サクラソウが日本人の心を象徴するように、この花は日本の風景を象徴しているような気がする。
久しぶりに見たカワラナデシコは、海に近い日当たりの良い草藪の中にひっそりと咲いていた。
宮崎でも最近はなかなかお目にかかれない花になってしまったが、名前といい花の形といい風情のある花だ。
残念ながら県内でもカワラナデシコの生育環境が
悪化しており、準絶滅危惧種に指定されている。
花弁は5枚、3〜4cmの長い緑色の萼筒に入っている部分を爪部、外に広がった淡紅紫色の部分を舷部というが、ここが糸のように細く裂けているのが特徴で、このような裂け方を専門語では剪裂というそうだが、剪裂している淡紅紫色の花は美しい。
やさしさ、優美さ、上品さ、たおやかさ。
なでしこの良さを口で説明するのは難しい。